【ステージ・レポ】iOS/Android向けリズム＆アドベンチャーゲーム『プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク』の楽曲をオーケストラで演奏☆彡　コンサート『セカイシンフォニー』! Blu-ray＆CD発売（3/30）!!

セガ×Colorful Paletteが贈る、iOS/Android向けリズム＆アドベンチャーゲーム『プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク』を代表する人気楽曲を東京フィルハーモニー交響楽団とスペシャルバンドが演奏する、素晴らしいコンサートがあり、3月30日にBlu-ray＆CDが発売されます。セカイシンフォニー公式ツイッターにコンサートのダイジェスト動画も公開されました。また、本日1月28日(金)～30日(日)、幕張メッセにて開催の「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st – Link -【セカライ】」へセカイシンフォニーブースが出展され、Blu-ray＆CDの予約会があり、先着特典でオリジナルノートのプレゼント（※詳細は記事末尾）もあるそうですよ。

昨年、10月16日、パシフィコ横浜・国立大ホールにて、昼・夜の二部構成で開催された『セカイシンフォニー』をレポートいたします。

セガとColorful Paletteの協業により、バーチャル・シンガー初音ミクを中心としたリズム＆アドベンチャーゲーム『プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク』（プロセカ）は、2019年8月30日、初音ミク関連のイベントの中でも最大級の複合型イベントである『マジカルミライ2019』にて、企画の始動が発表され、2020年9月30日よりiOSおよびAndroid向けにサービスを開始しました。

ジャンルはリズム＆アドベンチャーゲームで、キャッチコピーは「一緒に歌おう！」です。これまでボカロPや歌手、リスナーたちが経験してきた“音楽の力”を体現した物語の数々を集合させたのが『プロセカ』です。現実世界とキャラクターたちの心から生まれた「セカイ」を行き来し、初音ミクをはじめとするバーチャル・シンガーたちと出会い、本当の想いに気づき、「Untitled（アンタイトル）」という楽曲に、伝えたかった歌詞とメロディを見つけていきます。

『プロセカ』は、強い想いを持った個性的で魅力的な少年少女のキャラクターたちと、第一線で活躍するクリエイターによる質の高い楽曲が人気を呼び、多くのファンがいます。開演前にはグッズを買い求め、『プロセカ』とオーケストラがコラボして、初めて生で演奏される機会に胸高まりながら過ごします。

オープニングは、『プロセカ』の書き下ろしテーマソング「セカイ」（DECO*27氏作詞・堀江晶太氏作曲）。大スクリーンの映像と照明がファンの期待を一気にかき立て、『初音ミクシンフォニー』でもお馴染みの栗田博文氏の指揮によるオーケストラが、キャラクターの歌声やドラムスや電子楽器たちを内包するように、きれいなハーモニーとなって、一瞬で物語の世界に引き込まれました。すばらしい高揚感です。歌詞の「もらったバトンは勇気に、ありがとうは歌声に」といったフレーズがコロナ禍でも集まることができた、このコンサートの意味深さを感じることができました。

▲オープニングに続いて登場した、シブヤの宮益坂女子学園に通う幼馴染の女子高生4人で結成されたバンドユニット「Leo/need」

『プロセカ』には、「バンド」「アイドル」「ストリート」「ミュージカル」「アンダーグラウンド」と5つの音楽性をもったユニットがあります。各ユニットがそれぞれの「セカイ」で想いを語る映像が、演奏とともに流れ、次々と魅力的なステージが広がっていきました。それぞれの音楽性と調和の高さに驚きました！こんな音もメロディーも、今まで聴いたことのないレベルの音色も聴かせてもらえる、めちゃくちゃレベルの高い音楽コンサート！！　洋楽やJ-POP、クラシックと数多くのコンサートに足を運んできましたが、ボカロ音楽の底力と潜在力に驚き、『プロセカ』でフィーチャーされる“音楽の力”を存分に浴びることができました。これからもっと、どんな素晴らしい音を聴くことができるのだろうと、豊かな表現力と、全ての楽器やボカロ、歌い手の演奏技術の高さに、未来が楽しくなりました。

▲同じく宮益坂女子学園の4人組アイドルユニット「MORE MORE JUMP！」

アイドルらしいかわいい楽曲「アイノマテリアル」と、（Junky 氏　作詞・作曲）「モア！ジャンプ！モア！」（ナユタン星人氏　作詞・作曲）は細かいビートながらゆったりアレンジで、個性的なメンバーの魅力が伝わってきます。

▲男女混成4人組のストリートユニット「Vivid BAD SQUAD」

まさかのストリート音楽とオーケストラの融合！ラップで、こんなアレンジと音になるんだと未体験の新しさが心地よく、果敢にいい音楽をつくっていくボカロ！おもしろい！！と思いました。そして、ひとつの音楽に融合させた、一流の演奏者たちの腕のすばらしさに感動しました。

▲テーマパーク「フェニックスワンダーランド」の舞台で活躍する高校生4人によるショーユニット「ワンダーランズ×ショウタイム」

20分の休憩をはさんで、次は「ミュージカル」。めくるめく、音楽体験が続きます。「セカイはまだ始まってすらいない」（ピノキオピー氏　作詞・作曲）を行進曲のようなミュージカル調のアレンジで一体感と軽快さで、さらに気分が高揚します。

そして、「ワンダーランズ×ショウタイム」よりゲストが登場。天馬司役の廣瀬大介さん、草薙寧々役のMachicoさんが会場のみんなを盛り上げます。

今年10周年を迎えた人気キャラクター「ミクダヨー」と、草薙寧々の分身ともいえる「ネネロボ」を呼んで、生歌でスペシャルメドレーを歌います。さまざまな音楽世界を体感して、会場の盛り上がりも最高潮に。

▲「アンダーグラウンド」の音楽性を持つ4人、謎の音楽サークル「25時、ナイトコードで。」

尖った楽曲たちで、1曲目は、「うっせぇわ」で知られるsyudou氏が作曲した「ジャックポットサッドガール」。オーケストラアレンジにより、深い闇も包み込むような優しさがあります。本編の最終曲は、オープニングを飾った「セカイ」のインスト版で、オーケストラのハーモニーにゆったり耳を傾けることができ、多彩な音楽世界を満喫しました。

アンコールでは、スクリーンに各グループのメンバーが大集合。

ボーカロイド楽曲とオーケストラがコラボしたイベントといえば、『初音ミクシンフォニー』が人気で、ボカロ曲がクラシカルに響くことに新たな感動を生んできました。対して、『セカイシンフォニー』では、照明や映像を使ってさらに華やかな演出が多く、さまざまなジャンルからの、たくさんの豊かな音楽性を体感でき、演奏やアレンジレベルもとても高く、音楽好きにはたまらない、楽しさとすばらしさがつまった音楽コンサートでした。今後の音楽的進化が見逃せません。音楽好きには、この豊かな音色と高揚感をぜひ体感してほしいです。

ボカロの懐の深さと、さらにオーケストラで世界観を広げていくおもしろさがあり、『セカイシンフォニー』は、世界で一番贅沢な音楽の実験場であり、夢のようなステージでした。

10/16(土) パシフィコ横浜国立大ホール
昼公演　13:00開場／14:30開演
夜公演　17:30開場／19:00開演
指揮：栗田博文
演奏：東京フィルハーモニー交響楽団・セカイシンフォニースペシャルバンド
スペシャルゲスト：廣瀬大介・Machico

■セカイシンフォニーBlu-ray＆CD
2022.03.30(wed) Release!!

セカイシンフォニー Sekai Symphony 2021 Live Blu-ray
WPXL-90252
￥7,150（tax in）
封入特典：オリジナルラバーストラップ（6種のうち1種封入）

セカイシンフォニー Sekai Symphony 2021 Live CD
WPCL-13354/5
￥3,300（tax in）
CD2枚組

■Blu-ray＆CDの予約会で先着特典のプレゼント!!
2022年1月28日(金)～30日(日)、幕張メッセにて開催の「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st – Link -【セカライ】」のセカイシンフォニーブースにて、Blu-ray＆CDの予約会があります。3/30発売「セカイシンフォニー2021」Blu-ray＆CDを会場でご予約及び、物販商品3,000円以上お買い上げの方に、オリジナルノートブック（A5サイズ）が先着特典でプレゼントされます。