秋葉原百景_芳林公園
2015年09月18日
昌平小学校はす向かいにある芳林公園は、滝沢馬琴住居跡の銘板があります。
滝沢馬琴は、「扇子代」「稀代」など、今でいう原稿料のみで生計を営むことのできた作家第一号として知られています。
儒教思想にもとづく教訓、因果応報による勧善懲悪を内容とした読み物でベストセラー作家になりました。
代表作は28年をかけて完結した、『南総里見八犬伝』。全98巻、106冊の大作です。
南総里見八犬伝は仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の玉を持つ8人の八犬士の話で、
7つの「ドラゴンボール」を集める設定は南総里見八犬伝の「玉」を集める話が元になったと言われています。
孫悟空が冒険して集めたドラゴンボールも秋葉原なら、フィギュアショップやレンタルショーケースなどでお金で買うことができます。
良い世の中ですね。
難しいと思われがちな古典文学ですが、江戸時代のラノベだと思えば読めるかもしれません。
まあ、自分は古典の単位落としたけどな!
(ガイド 槇野)