ギャラリエ・ブレイブのシャッターが閉じられていた

2015年10月02日

秋葉原電気街口から徒歩1分の場所にあるギャラリエ・ブレイブのシャッターがここ数日間閉じている。
twitterなどで「もしや閉店?」と話題になっているそうだ。
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イルカの絵などを販売する絵売りの店のひとつで、女性店員がポストカードなどを配っている風景がおなじみ。
女子力を最大限に使ってあの手この手で美麗絵画を売りまくる彼女らは、一部で「エウリアン」と呼ばれ
「実は魔法少女で地球平和を救っている」という都市伝説まであるそうだ。

2005年にも同様のことがあり、その時はただの改装だったので、現時点では閉店かどうかは分からない状況。

初回にシャッターが閉じた2005年と比べて、電気街の風景は様変わりしていることに気が付いたので、思い出としてメモしようと思う。
2005年の秋葉原のようすを「秋葉原マップ」さんから引用させて頂き、眺めてみる。
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ギャラリエ・ブラーブの隣は「あなたの近所の秋葉原」ことサトームセンであり、はす向かいの駅ビルはアキハバラデパート。
いわゆる「秋葉原ブーム」真っ最中であり、上野動物園のパンダを見に行くノリで「ヲタクをみてみたい」と
普段は秋葉原に行かないような客層が殺到した時期。

そして現在。絵売りのお店の隣はLABI。家電を置かずモバイル系の製品を専門に販売するパソコン館であった。
だが、最近、中国からの訪日来訪客のますますの増加に伴い、ソフマップアミューズメント館・アソビットに続いて、
1階で大きく免税をPRするようになった。
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この店頭での中国語アナウンスは自動放送でそれなりの音量があり、外国人来訪客がお店周囲に滞留していることが多くなった。
絵売りのお姉さんひとりでは、彼らの声にもかき消され、声量的に勝てないのであろう。

「でも外で客引きするんじゃないの?」と思うが、チラシ配りは平日休日問わずそもそも秋葉原電気街口LABI側では許可されていない。
チラシ配り

春先までは対面となるアトレ側でポストカードを配っている姿がたびたび見られたが、
規制が厳しくなったのか、夏以降は店頭軒先で呼び込みをするに留まっているという様子が目立った。

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このような状況から、駅前にお店はあるが、中央通りでLABIはチラシ配りをしている。

駅前を見てみると、特に平日は場所によっては、日本人よりも外国人の比率が上回ることもたびたびあるので、
普通に考えても商売としてやり辛い。状況が様変わりした今、撤退しても驚かないなあとも思う。